20000131

列車速度を定義する。の3 本題 アインシュタイン氏のケアレスミス。



アインシュタイン氏は、

線路を基準に慣性系を設定しても、
列車を基準に慣性系を設定しても、

光速速度一定とする理論を発案した。
光速を基準に物理世界を記述することを提唱した。


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zionadchat は、

アインシュタイン氏のケアレスミスを指摘後、
アインシュタイン氏の提唱に従い、

21世紀版、光速基準で物理世界を記述する方法を提案する。


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先頭車、2光秒長さ。
t=0 中央Bから光子ペアを先頭車の端Aと端Cに放つ。
t=1 端Aと端Bに同着する。

列車基準慣性系。



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京都駅ホーム、2光秒長さ。

t=0 中央「イ」から光子ペアを駅ホームの端「ア」と端「ウ」に放つ。
t=1 端「ア」と端「ウ」に同着する。

「ホバリングしてるドローン」からの駅ホーム上面図と、
「京都駅停車中の列車車窓」からの駅ホーム側面図。





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しかし、速度Vで実験室内を走る台車に載せた光源から放たれた光は、

台車の速度に関係なく、1秒間に1光秒距離進む。



競技場で

自転車を降りて前照灯から放った光が単位時間に進む距離と
自転車で走りながら放った光が進む距離を比較している。


SPEED OF LIGHT EXPLAINED | Physics documentary | Simulated reality docs
https://www.youtube.com/watch?v=88a3_YXENSA&feature=youtu.be&t=1515


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自転車前照灯や台車豆球光源は列車慣性系で、
競技場や実験室は線路慣性系ではないのかと
疑義を持たれたかもしれないので、

列車にマッチ棒を搭載する。

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列車走行中に、逆さにしたマッチ棒を一瞬だけ下ろす。
線路枕木に貼り付けたマッチ箱側面の摩擦面をこする。

この火花は、列車慣性系でもなければ線路慣性系でもない。
禅の公安、隻手音声(せきしゅおんじょう)に相当する。


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先程の絵図は、線路が動かない線路慣性系絵図だったので、
列車が動かない列車慣性系絵図も描いた。



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注目して欲しいのは、
マッチ棒尖端の燃えた後の痕跡と
マッチ箱摩擦面にマッチ棒尖端がぶつかった後の痕跡。

図では紫色。




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列車基準慣性系絵図では、マッチ棒尖端は動いていない。
線路基準慣性系絵図では、マッチ箱摩擦面は動いていない。

2つの痕跡が、時々刻々、一定速度で離れていく。

火花の光源は、マッチ棒尖端なのか、
火花の光源は、マッチ箱摩擦面なのか。


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ここでもう一度、競技場を光速で進む光子の比較図を確認する。

自転車は左に進む光子と同じ方向に進んでいる。
前照灯が地上高度ゼロで左に光を放つだけでなく、
右にも光を放ち、上下にも同時に光を放ったとする。

光を放った瞬間、下に向かった光子が競技場地面に痕跡を残す。


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左に進んだ光子と競争する前照灯は、

1秒後の光子到達位置と、
光子を放った競技場痕跡位置の間に、

1秒後、存在する。

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厳密には、線路系時間の。
アインシュタイン氏が、慣性系ごとに時の流れが異なる理論を流布されたので、いまは、一応、対応しておく。


慣性系の定義が、ガリレオ相対性原理から電磁現象世界の地図技法によって変更される。これによってアインシュタイン氏の見過ごしたものが明らかになり、慣性系ごとに時の流れが違うとした20世紀物理学が廃棄されることになる。

ただしアインシュタイン氏の提唱、光速で世界を記述するは生き残る。

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競技場を自転車が進む図。
線路慣性系の図。

前照灯の光は片側だけなので、
自転車進行方向前後に光子ペアを放った図。

競技場、位置「ウ」と「イ」に光を放った後の自転車ブルー人型が存在する。



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競技場を自転車が進む図。
列車慣性系の図。

光子ペアを自転車進行方向前後に放ったあと、
ブルー人型は競技場「ウ」に向かったのだから、
位置「ウ」と「イ」の間に居る。

時刻は、列車慣性系ブルー人型のとする。
厳密ではないが、時間経過区別の為。

本質は、アインシュタイン氏が検証し忘れた、ただのトリック、頓知なんで。

光子ペアが別れた競技場位置は「イ」。



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自転車ブルー人型を、列車に搭載した逆さマッチ棒に見立てる。
この場合、列車を絵図内に固定し、線路が右に動いている。

この瞬間、火花が左右に同じだけ進むをイメージさせる。

だが、線路位置「イ」から「ウ」に向かってるなら、
光子ペアの一方に追い着く方向で進む、
光子ペアのもう一方と反対方向に進んでいる。


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だから、時刻1に於いて、
線路系の時刻1なのか、列車系の時刻1なのか、
厳密に考えてもいいけど、そんなの考えるまでもなく、

光子ペアに対して、列車慣性系の自転車ブルー人型には、

自転車順方向の光子に対し「見かけ速度」がある。
自転車逆方向の光子に対し「見かけ速度」がある。


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だから、列車慣性系で、列車中央から放たれた光子ペアが
列車内のヒトには両端に同着するという
座標上で確認したつもりの、机上の空論であったことになる。

アインシュタイン氏の理論前提、
どんな慣性系でも光子は同じ速度で進むは無理があった。

見かけ速度を忘れた空論。


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自転車進行順方向の光子見かけ速度。
自転車進行逆方向の光子見かけ速度。

「同時性破綻」は、列車慣性系でも生じている。



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競技場を等速で等間隔で走る自転車。
真ん中のブルー人型が、光子ペアを進行方向前後に放てば、
先に、後から追いつてくるグリーン人型にぶつかる。

線路系でも列車系でも。





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このあと具体的に、2つの数直線とミンコフスキー時空図を使って説明するので、まずは一報ということで。

アインシュタイン氏は、線路や列車を座標に記述する際、
ガリレオ相対性原理技法のママ、だった。

これがケアレスミス。先駆者としてのケアレスミス。だが、

アインシュタイン氏の提唱、
「光速で物理世界を記述せよ。」は、生きている。


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この斜交座標は、線路慣性系から、各時刻の列車両端位置を描いている。

そして、光子ペアが、線路系では両端に同着せず、
列車系では両端に同着してるハズの思い込みで描かれたもの。

列車系での同時性が、線路系の同時刻数直線水平に対し、斜めになってた。



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まだ、信じられないかもしれない。

だから確認の絵図と、幻想というものの構造を、
ジャック・ラカンの整理技法で、お見せしよう。

そして、いままで同時として描いていた世界が、
同時でないことを知る。

メルカトル図法では、航空機の2点間最短距離、大圏コースが直線で描けない場合があるように、

電磁現象世界の同時性を、21世紀の物理学に提供するのが、

この俺、zinoadchat 。

字音 ジオン じおん。zion-ad。


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先駆者アインシュタイン氏が見過ごした慣性系、

時々刻々、互いに離れる光子ペアを基準慣性系にした世界。

線路も、列車も、同時に動く世界を提供する。



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